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September.28.2018

Peace Boat’s 101st Global Voyage/ 幻の計画

世界中のクルーズ船で旅した僕が、ピースボートに惹かれる最も大きな理由は、船を出すというプロセスにあります。

ピースボートの参加者は、大きく分けて二つのタイプに分かれます。
ひとつは、自分や家族へのご褒美として世界を周遊したい人、ひとつは、地球一周を通過点として、自己啓発に邁進する若者たちです。

前者は地球一周をゴールとし、後者は街中のお店にポスターを貼らせていただき旅する仲間を増やしたり、訪問先の国やNGO団体の要請に基づいた支援プログラムに参加するなど、乗船までの期間も時間を無駄にすることなく様々な方面でチャレンジし、交流を深めると共に強い絆を構築して行きます。

ピースボートは「お金は出さないけど、船は出す。」ので、世界をライフワークとするジャーナリストや学者、アーティストらに水先案内人になってもらうと同時に、研究や収集の機会を提供します。
一般的なクルーズではなかなか行くことのない港に立ち寄ることも可能です。

二周目にあたるOcean Dream号での地球一周を2019年4月出航見込の第101次航に決めたのには、様々な事情がありましたが、ひとつにはこのプロセスを大切におもうためだったと言えます。

ピースボートには、その乗船行程の一部分を離脱するという、特別な乗船方法があります。
これはフライ&クルーズや区間乗船、オーバーランドツアーなど、主催者により企画、募集されるプログラムではなく、自己責任により、本船から離脱行動し、陸路若しくは空路により、再び本船に合流する、究極の自由旅です。

僕はスリランカのコロンボで離脱、ドバイでホテルとして4月にpre Open(2018年現在)した20世紀後半を代表する客船「Queen Elizabeth 2」を訪問、カイロに先回りしてナイル川沿いを周遊、ポートサイドで合流するプランを作成、かなり具体的に計画を煮詰めていましたが、ポートサイドでの合流手続きの可否について、確認が必要とのことで申請をしてから暫くして、担当者から難色を示されました。

それは可否の知らせではなくお願いという形で、釈然としない部分もありましたが、シナイ半島の情勢を踏まえ、他に影響を与える可能性があるのだろうと判断、結局この計画は、消滅しました。

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Comments

今回のダイヤモンド・プリンセス号の船旅で、お友達になった人は、直前で、お友達がキャンセル、勿論、全額キャンセル料、そして、寄港地の釧路から乗船したいと伝えたら断られたとのことでした。
函館が最終寄港地で、そこから横浜に帰るのですが、函館在住の人が、横浜で下船したいと申し出ましたが(事前に)ダメでした。
それでも、釧路で下船された人はいたみたいでした。
事情はわかりませんが。
小樽では、体調が悪くなったご夫婦が下船されたようでした。
船旅、気力体力知力が必要ですね。
なんだか、今回で限界を感じました。
体調面もですが、主にメンタルかな?
楽しかったですけれどね。
ピースボートは、もっと自由みたいですね。

ピースボートでは、個人での出入国手続きのための書類作成などに追加の手数料(数千円くらい)を支払えば、可能な限り、途中での離脱、合流を認めてくれるようです。
このような乗船方法を、親しくして頂いているクルーズ関係の専門家の方にお尋ねしましたが、(他では)聞いたことが無いとおっしゃっていました。
ただ、その国の状況などにより、必ずしもOKが出るわけではありません。

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