石と煉瓦の造形、大田隧道。 終戦が近い、1945年3月18日、四号機関車牽引の上り列車はグラマンに襲われ被弾してこの隧道に逃げ込みます。

運命の道

南薩線廃止の要因のひとつになった漏水。ある夏の日、空気が淀み熱気で息の詰まりそうな隧道内をランタン片手に探検した。伊集院方に歪みがあり古い軌条で補修した跡が残ります。

'92年の春、加世田を訪ねると、103号を保管した庫が倒壊しかかっており、危機的状況にありました。 夏、再度訪問した時は、庫は姿を消していましたが、103号は救出され、ひとまず難を逃れま した。
津貫駅後方には、まだ山桜の花が残っています。