« | »

July.05.2014

Ocean Dream(2012-2020) /2

1981年建造のMS Tropical(現Ocean Dream)はCarnival cruise最初の新造船であり、新しいルートや市場への投入におけるテスト的要素があったようだ。
この船を建造したAalborg Vaerft(Shipyard in the Denmark)は、1988年に閉鎖されているが、冬季の日照時間が短い北欧特有の自然採光を多く取り入れたモダンな設計と、高い位置のボートダビットなど一部には古典的な様式を見ることができる。

従来、ピースボートの使用船舶が日本各地に入港したときにはボランティアスタッフが集まり広報活動を兼ねた船内見学会が無料で開かれていたが、今回より500円の参加費を徴収する形に変更された。
昨今のクルーズブームも手伝い、無料ではもはや混雑が限界にあり、ワンコインで将来のエコシップ建造を夢描くのも悪くないのではないか。

仕事の都合で地元横浜より一日早い東京の見学会に参加した。
聖路加ガーデンよりTAXIを利用したが、運転手に晴海の客船ターミナルと伝えても場所が把握できず、銀座のTAXIの質が落ちたのか、東京の海の玄関口としての知名度が低すぎるのか、ナビゲーションを頼り過ぎるとそこが立ち入ってはいけない箇所であっても注意力に欠け、船に例えれば暗礁に乗り上げるような結果になる。
電子海図で遭難してしまうのもこんな感じなのだろうか、幸いCruiseでは今まで素晴らしいCaptainに恵まれていた。

朝がた天候が悪かったこともあり、午前中の乗船はとてもスムーズであった。
クルーズ史的に意義ある客船を自由に見学できることは何度も足を運ぶ理由のひとつであるが、ボランティアスタッフによる様々な洋上生活をImageしたDecorateに加え、いくつかのキャビンではCabin attendantによるTowel Artが添えられ、Realityであると共に、CrewとStaffのcommunicationを感じた。

5年前より子供連れの家族の旅を応援するプログラムが実施されています。
Family roomsのDecorateがとくに素晴らしかった。

Family Standard Baja Deck(6)/ 6136
Family Standard 14㎡ 角窓
Baja Deck(6)/ 6132
Family Economy 12㎡
Family Economy

Trackback URL

Trackbacks

Comments

何故写真が消えたのでしょう?
昨日は見られたような気がするのですが・・・
船旅、たった一度で病みつきになりましたよ。
夫は次はハワイ四島巡りと言っています。
問題は、経済と体力気力ですね。

くちかずこさま

昨日もお越しいただき、ありがとうございます。
じつは昨日は”書きかけ”と表示しておりましたが、わかりづらかったようで申し訳ありません。

本日、写真を入れました。
船にもそれぞれ特徴があり、なるべくそれを表現するよう努めております。(笑)

Hawaii諸島、もう15年も昔になりますが、American Hawaii CruisesのSS Independence(同名のアメリカ海軍の沿海域戦闘艦とは関係ありません)という、1951年に建造された、産業遺産に登録されていてもおかしくない元オーシャンライナーで巡りました。

ハワイはそれぞれの島が個性あり豊かな自然に恵まれています。
因みに乗船日が真珠湾攻撃のあった日に近く、当時は乗客の99%がアメリカ人で純然たるアメリカの船ということもあり特別にPearl harborに入りクルーズする(撮影は禁止)許可が下り、乗船してからのサプライズでちょっと焦りました。(汗)

船内で見た米側の本には、あの日(12月7日)が休日であり、突然の攻撃に遇った方々の体験が綴られており、日本側の本には、在米の日系人が外人部隊で活躍したことが誇らしげに綴られていました。

Crewには日系人もおり、素晴らしいクルーズとなりました。
(編集済)

Comment





XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>