June.17.2007

Kielからのレポート /6

Bryggen寄港地観光のポイントは世界遺産のフィヨルドと中世ハンザ都市です。
毎日催されるエクスカーションに全て参加していたのではせっかくのクルーズも慌しくなってしまうので、ツアーは1日おきくらいに絞り、あとはその日の気分で散策なんてのはいかがでしょうか。
僕はEidfjordとFlam‐Vikでツアーに参加し、一日停泊するBergenでは地元観光トレインを組み合わせ自由観光しました。
StavangerではOld Stavangerに停泊し、RosendalはTenderで上陸しました。
フィヨルドクルーズの季節は5月下旬に始まり8月にピークを迎えます。
キールでは半袖で過ごせることもありましたが、北海を航行中やフィヨルドの山上はかなり冷えますので、防寒着(ウインドブレーカー)は必要です。
フィヨルドは一日においても天候がかわりやすいので、レインウェアを兼ねたものがベストです。

June.14.2007

Kielからのレポート /5

Bergenドイツではとくにチップの習慣はありませんが、感謝の意味で渡す場合は1~2ユーロを手渡しします。
船のチップは船内精算(チェックアウト)時に1日に付き1人6ユーロが自動加算されます。スィートルームのバトラー分は含まれてないようです。
バトラーは毎日のディナーメニューを部屋に届けてくれたり、前もって頼んでおけばランチやディナーのルームサービスもセッティングしてくれるので、寄港地から帰った後などは大変ありがたい存在です。
僕たちの部屋を担当したロナルドには毎朝ブレックファストと引き替えに2ユーロを渡し、いろいろ便宜を図ってもらいました。
飛鳥Ⅱにもバトラーが導入されましたが、バトラーをうまく使うには互いのいい関係をつくることが大切です。

June.12.2007

Kielからのレポート /4

Eidfjord母のリハビリ仲間は、母がフィヨルドクルーズへ行ったことに大層驚いたそうです。
クルーズの旅はホテルごと移動するようなものなので、陸上の旅行に比べ負担が少なくて済みます。
船内の施設はすべて徒歩数分圏内、好きなときに好きなことをすればよく、疲れたときはスパのサウナやジャグジーでじっくり体をほぐすのも母流船旅の過ごし方です。
Costa Classicaには小規模ながら上質のスパ空間があります。
最近船旅効果というのが論じられていますが、母が寄港地でも積極的に観光したことに僕は驚いています。
外国船では、体のハンディがあってもチャレンジすれば船のスタッフ、乗客の方々が進んでサポートしてくれるので、活動的になれるようです。

June.10.2007

Kielからのレポート /3

Eidfjord今までにも何度か現地でのサポートを日本で依頼する場合について取り上げましたが、旅行業界と一般消費者の間にはかなり温度差があるのではないでしょうか。
フランクフルトにおける5つ星ホテルの2人1室1泊料金(朝食付)は160ユーロ前後で、多少の修正はあったものの日本で手配のアシスタント料は決して安いとは言えません。
いわばオプションであるアシストサービスは馴染みの旅行会社に申し込んでも実際はヨーロッパで絶大な勢力を握る現地エージェントが手掛けます。
エージェントはさらに現地在住の邦人と契約を結びますが、このような複雑な関係がしばしば顧客のニーズを掴みきれずクレームを生みます。
出発前は安心料という考え方もあったのですが、ドイツは比較的治安が良くバリアフリーも完備されているので、車椅子の手配などを必要とするのでなければ現地TAXIやホテルのコンシェルジェ、ベルボーイ等をうまく使えば十分です。
キールのホテルから7ユーロで派遣されたTAXIは感じ良かったです。

June.09.2007

Kielからのレポート /2

Port of Kiel前後しますが、乗船手続きはオストゼー港(Ostseekai)の真新しいクルーズ専用ターミナルにて行いました。前述(5月4日付)の通り地元のTAXIにて乗船開始時刻の少し前にクルーズターミナルまで送っていただき、1Fで大きな荷物をポーターに預け、2Fインフォメーションでチェックインしました。
ここでのポイントは荷物に船側が用意したキャビン番号の入ったタグをしっかり付けることと、クルーズドキュメントの記入を行う(乗船券の届いた時点で記入しておくとよい)ことです。
乗船手続きが完了するとコスタカードと乗船順番を示す番号札が渡されます。
待合室で順番が来たら手荷物安全検査を受けてボーディングです。
ターミナルから乗船口へ続くブリッジは少々距離が長く、ハンディのある人は申し出れば車椅子の貸し出しおよび優先乗船を受けることができます。
パスポートは乗船後カスタマーサービスで預かり、最終下船のときに返却されます。寄港地ではコスタカードとIDの提示が求められるため、のちにパスポートコピーがキャビンに届けられます。僕の部屋には2回届きましたが1部はパスポート返却のときに使いました。
客室に到着すると客室係とバトラー(スイートのみ)が挨拶に現れ、救命胴衣の場所と避難訓練のスケジュールについて説明があり、ブッフェで軽い食事が用意されていることが案内されます。
まずはルームキーやレストランカードが整っていること(詳しくは乗船前に送られてくる乗船案内書に書かれています。)を確認しブッフェへ行きます。
このクラスの船ではセルフサービスレストランは少々混み合いますが、席は十分用意されています。
最終乗船が締め切られると法律で定められた避難訓練が行われ、いよいよノルウェーフィヨルドに向け1週間のクルーズに出航します。
ターミナルで預けたスーツケースは大体出航までに客室に届けられます。

June.06.2007

Kielからのレポート /1

Central Lobby最近はヨーロッパにおいてもタキシードを着ないカジュアルなクルーズが流行っているようです。じつは世界的に有名なブルージーンズの生みの親、リーヴァイ・ストラウスはドイツのブッテンハイム生まれです。
飛鳥やにっぽん丸だけをクルーズと考えているのであれば眉をひそめる方もいるでしょうが、初夏のフィヨルドをリゾートとしてクルーズを楽しむ人たちにとって、穿きなれたジーンズやカラフルなリゾートウェアで過ごすことは当然の形なのでしょう。
ただカジュアルと言えどもかの大国のようにショートパンツにタンクトップ姿で闊歩する人はおりません。
自由な中にも周囲への配慮とルールが存在するのがヨーロッパ流です。
乗船中1回だけのフォーマルディも皆様ちょっとおしゃれしてジャケットを羽織る程度ですが、むしろ和やかな雰囲気に大人のクルーズを感じます。
それにしても乗船前日の夕刻、Kieler Yacht-Clubに到着したときは映画の世界を思わせる優雅な正装に身を包みレストランへとデモンストレーションする紳士、淑女の一団に遭遇し度肝を抜かれました。
この日は祝日でパーティが行われていたようです。

May.25.2007

Are you ready to go cruising?

Kieler Yacht Club約半年に亘る準備と関係各方面の方々の協力を得て、いよいよKielへ出発します。
クルーズトラベルの楽しみの半分は計画することにあると言っても過言ではありません。
手間暇をかければ、それだけ思い出深い旅となるでしょう。
パッケージにはパッケージの良さがあり、決して否定するものではありませんが、自分で旅行計画が立てられず、駅できっぷを買うことさえ出来ない今の学生(すべてではありませんが)を見ているともどかしく感じます。
近頃はクルーズ紹介のサイトが増加しておりますが、これほどケチなサイトは他にないかもしれません。(笑)
 
作成した旅程表はこちらからご覧いただくことができます。プランニングの参考にお役立てください。

May.14.2007

豪華客船の旅?

”フィヨルド豪華客船の旅”
これは今回の旅行計画のことではなく、2日前の新聞に掲載されたある大手旅行会社が主催するツアーのキャッチフレーズです。
広告には美しいフィヨルドの写真がイメージとして添えられ、僕はどのような客船がそこをクルーズするのだろうと興味津々でした。
ところがこの旅、バルト海をクルーズフェリーで横断してフィヨルド観光は陸上のホテルを移動する普通の旅だったのです。
そもそも豪華客船の定義は曖昧で、根底にはいまだにクルーズ=豪華客船といった誤った観念があるものとおもわれます。
それでも一般にはクルーズフェリーの旅を豪華客船の旅とは言わないでしょう。
豪華とはぜいたくではなやかなこと、確かにクルーズの旅ははなやかではありますが、米国だけでも年間1,000万人が客船でクルーズする現状はぜいたくでしょうか?(編集済)

May.10.2007

1通のメール

Kieler Yacht Club日本時間 5月 4日、Costa Cruise/USから僕のパソコンに次のような文面のメールが届きました。
Dear
We inform you that the following excursion/s you have booked are no longer available: 2461-VIK, VOSS AND FLAM
Please check our website for alternative options.
In order to make any changes to your excursion orders/after the cut-off date, you will need to go the Shore Excursion Desk once you are onboard the ship by 8pm on embarkation day.
要約すると、申し込んだVikからFlamへのツアーは利用できないので、別のものを申し込んでくれという事のようです。
僕は以前、アメリカで関係者がコンピュータを不正操作するというブッキングトラブルに巻き込まれたことがあり、今回も人気が予想されるエクスカーションだけに不安が頭をよぎりました。
しかしこのメールは、単にツアーの内容に変更があり料金が変わったので、改めて申し込んでくれということだったようです。こまめにメールをチェックしていたので、事前申し込みが締め切られる前に無事手続きを完了しました。
no longerは、それまでは出来たけど今は出来ないというような表現に使われます。
WebでExcursionを申し込む際にはMail Addressを先方に通知(これが日本では個人情報保護法に触れ、旅行会社が扱えない原因のひとつです。)しますが、後日緊急事態などが発生した場合にすみやかな対応をとるためです。
メール設定で受信制限されている方はご注意ください。
尚、これに伴いBrochureにて発表済みのCruiseスケジュールの5日目、VikとFlamの寄港順序が入れ替わりました。

May.04.2007

こだわりのホテル

Kielこの旅ではフランクフルトとキールに宿泊します。Kielでのアクセス(駅→ホテル→港→駅)は、ホテルが迎えの車を手配することで話がまとまりました。
フライトならハンブルグに前泊してKielへ向かうのも良いでしょう。
いずれにせよ乗船までに余裕がない行程は避けた方が無難です。
一年のうちで最も昼間の時間が長い6月後半に毎年開催される”Kieler week”(今年は6/16~6/24)は1882年より続く世界で最も大きなヨットレースです。
Kieler Yacht-Clubの前身であるImperial Yacht-Club は、1887年に帝国海軍兵学校の”Marine-Regatta-Verein”(レガッタクラブ)として帝国海軍の士官(プリンスハインリヒとヴィルヘルム2世の兄弟)によって設立されました。4年後皇帝ヴィルヘルム2世(1888年即位)はこのレガッタクラブの新しい名前をKaiser Yacht-Club(KYC)とすることを公認し自ら提督を宣言しプリンスハインリヒは副提督になります…
第二次大戦でUボート基地のあったKielは戦争の被害を最も大きく受けました。1946年、現在地にKieler Yacht-Club(KYC)が再建され、1954年Hotel Kieler Yacht-Clubが開設されました。
スペインの王フアン・カルロス(Juan Carlos)、先のギリシャの王コンスタンティン(Konstantin)とカール・グスタフ(Carl Gustav)、そしてスウェーデンの王はオリンピックに出席するため1972年にキールに旅行し、この4つ星の小さなホテルに滞在されました。

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