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January.13.2021

MSC Bellissimaがやって来る?

MSCクルーズは、世界有数の海運会社であるMediterranean Shipping Companyの一部で、スイスのジュネーブを拠点とし、イタリアのナポリで1960年に設立されたLauro Linesが、商標を変え1989年に買収されたものである。

MSC Bellissima(171,598 GT)は、MSC Grandiosa(181,541 GT)と共に、2019年にフランスのアトランティーク造船所で建造された。
船形は2017年建造のMSC Meraviglia を踏襲しているが、Amazon Echoに似た、7つの言語に対応したバーチャル・パーソナル・クルーズアシスタント(人口知能)、Zoe(ゾーエ)をクルーズ船で初めて実用化、全キャビンに備えた。(※ 現在のところ日本語でのサービスはありません。)

新型コロナウィルスが全世界を巻き込み、未だ終息が見通せない現状では、海を越えたクルーズはリスクが高く、自国で始まり終わるクルーズのほうが現実的ではある。

21世紀のメガシップは、移動の合間に娯楽を楽しむ交通手段から、海上に生活のための機能を集約した生活圏を形づくる、従来の船旅とはコンセプトを異にする。MSCは、日本に配船される外航客船会社として初めて、日本海事協会(ClassNK)における衛生と安全に関する認証を取得、4月からの日本国居住者を対象にしたサービスを目指している。

邦船各社はトライアルクルーズを実施して昨年11月〜12月にかけ順次運航を再開しましたが、残念ながら他の旅行手段と比較した場合に競争力があるとは言い難く、COVID-19の状況に対応するためのコストの上昇を加味しても、関係者を招待しての大盤振る舞いなど、時代にそぐわぬ慣習だったのではなかろうか。

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Comments

巨大船は、気乗りしないなあ・・・
船内で迷子になるタイプだし、移動に疲れそう。
アクティビティーも不要だし、落ち着いて過ごしたいかな?
船旅、いつになったら安全に楽しめるのかしら、と。
いつも、テレビで船旅の番組を観ながら思っています。

くちこさま
ですよね笑。
人の移動が制限され、何処へ行ったとしても気をつかう昨今、
小型船の親密さは期待できませんが、人に干渉されることもないわけで、ミラノのガレリアを連想させる船内の大きなプロムナードが素敵です、、

外国船のこの春の来訪が相次いでキャンセルされておりますが、今何が起きているのか、「クルーズナビ」のTwitterへの投稿から読み取ります。
>①たかが1日海外に寄港しただけで帰国後14日間の隔離は普通に考えてありえない
※ “日本海事協会における衛生と安全に関する認証”を取得していても、カボタージュ制度をクリアするため海外に寄港したら、14日間の隔離対象になるという信じられない話
>②各都道府県・港湾関係との入船合意形成が難しい。海外港との交渉はさらに難航
※ 2月22日に出航する筈であったにっぽん丸の生口島クルーズが4日前に突然中止されたが、瀬戸田での受け入れ合意が得られない(17日に通知があったという)ことによるものでした
>③船を運行するクルーを海外から連れてこれない
※ 外国人船員の入国について政府は公益性など考慮して緊急事態宣言下でも認めてきたが、1月18日に神戸港に入港した貨物船の検疫で船員10名の感染が見つかった

3月18日、飛鳥IIを運航する郵船クルーズは、外国籍の乗組員の1人に、新型コロナウィルスの陽性反応が出たことを16日に確認したと発表しました。
日本船は元々2度目の緊急事態宣言下で運航を見合わせており、この乗組員は3月3日には陰性であったため入国および乗船ができたが、人との接触は限定的であると見られています。
翌19日、MSCは4月~5月に予定した日本発着クルーズの運航中止を発表、引き続き関係機関と協議を重ねることになりました。

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