September.22.2012
カジュアルウェアセミナー
近頃コラボレーション(collaboration)という言葉が頻繁に使われておりますが、共に働く、協力するの意味で、クルーズ旅行を専門に扱う旅行会社と飛鳥Ⅱ船内でお馴染のイタリアン カジュアルウェアのブランドがコラボし、初代飛鳥で5代目キャプテン(1995~2003年)を務めた幡野 保裕氏(現 飛鳥クラブ 会長)を交え、標記のセミナーを開催しました。
このセミナー、テキスト配布や懇親会などもあり、有料であったにも拘わらず、定員20名は満杯であり、関心の高さを伺わせました。
キャッチコピーには、「船内のドレスコードで一番頭を悩ますのが、カジュアル。(中略)どこまでならOKなのか。」とあり、17時以降はジーンズで客室外へ出るべからずと世界で唯一?クルーズガイドブックに載せている現 飛鳥Ⅱ※1)の保守的な一面を憂慮しましたが、セミナーの内容は「カラーコーディネートを知りカジュアルをもっと楽しもう」というもので、明るい色は元気がでるので是非チャレンジしてほしいという、前向きなものでした。
初代飛鳥でキャプテンを務めワールドクルーズを4回指揮、61ヶ国225港に入港した幡野氏は、海外のクルーズ客のカラフルな装いと比べ、日本人は明らかに色が足りないと感じたと切り出しました。
サンプルでは女性は紺をベースに、男性は赤をベースにメインカラーに明度差のはっきりした白系のパンツを組合せ、女性は赤をアクセントカラーに、男性は紺をベースボールキャップ(今季流行のアイテムを組み入れるあたり、さすがです。)などに取り入れ、揃いのボーダーのバッグでまとめています。色の性質を知り、色の割合を考え適切に取り込むことが素敵なカジュアルのポイントのようです。
スタッフや参加モデルには色鮮やかなシャツやジャケットにカラージーンズの方もおり、セミナー終了後に伺ったところ、白やベージュのジーンズはコットンパンツに分類されるのでコーディネートOKであるとのことです。(いわゆるブルージーンズはNo goodと考えられているようですが、最近はナチュラルな素材を活かしたLightweightのものや伸縮性を兼ね備えたジャケットに合わせられるようなものがトレンドであり、コットンパンツという分類そのものが曖昧であることは否めません。)
前後しますが冒頭では、現在のクルーズにおけるフォーマルとは「船内の催しに合わせドレスアップしてお洒落を楽しんでいただく日」と解釈され、昔はワールドクルーズなどの長い航海において、お客さまと乗組員が親しくなり過ぎ、関係が崩れてしまうのを防ぐ意味合いもあったようです。(因みに自分の奥様は誰であるか再確認する日でもあるといわれ、適度に気を引き締めることが理に適っていました。笑)
セミナーは外航客船を取り巻く環境や日本船籍に課せられた様々な規制の問題にも触れ、幡野氏をはじめとする関係者の日本船をこよなく愛する故の幅広い知識と熱意を垣間見ました。
このセミナー、テキスト配布や懇親会などもあり、有料であったにも拘わらず、定員20名は満杯であり、関心の高さを伺わせました。
キャッチコピーには、「船内のドレスコードで一番頭を悩ますのが、カジュアル。(中略)どこまでならOKなのか。」とあり、17時以降はジーンズで客室外へ出るべからずと世界で唯一?クルーズガイドブックに載せている現 飛鳥Ⅱ※1)の保守的な一面を憂慮しましたが、セミナーの内容は「カラーコーディネートを知りカジュアルをもっと楽しもう」というもので、明るい色は元気がでるので是非チャレンジしてほしいという、前向きなものでした。
初代飛鳥でキャプテンを務めワールドクルーズを4回指揮、61ヶ国225港に入港した幡野氏は、海外のクルーズ客のカラフルな装いと比べ、日本人は明らかに色が足りないと感じたと切り出しました。
サンプルでは女性は紺をベースに、男性は赤をベースにメインカラーに明度差のはっきりした白系のパンツを組合せ、女性は赤をアクセントカラーに、男性は紺をベースボールキャップ(今季流行のアイテムを組み入れるあたり、さすがです。)などに取り入れ、揃いのボーダーのバッグでまとめています。色の性質を知り、色の割合を考え適切に取り込むことが素敵なカジュアルのポイントのようです。
スタッフや参加モデルには色鮮やかなシャツやジャケットにカラージーンズの方もおり、セミナー終了後に伺ったところ、白やベージュのジーンズはコットンパンツに分類されるのでコーディネートOKであるとのことです。(いわゆるブルージーンズはNo goodと考えられているようですが、最近はナチュラルな素材を活かしたLightweightのものや伸縮性を兼ね備えたジャケットに合わせられるようなものがトレンドであり、コットンパンツという分類そのものが曖昧であることは否めません。)
前後しますが冒頭では、現在のクルーズにおけるフォーマルとは「船内の催しに合わせドレスアップしてお洒落を楽しんでいただく日」と解釈され、昔はワールドクルーズなどの長い航海において、お客さまと乗組員が親しくなり過ぎ、関係が崩れてしまうのを防ぐ意味合いもあったようです。(因みに自分の奥様は誰であるか再確認する日でもあるといわれ、適度に気を引き締めることが理に適っていました。笑)
セミナーは外航客船を取り巻く環境や日本船籍に課せられた様々な規制の問題にも触れ、幡野氏をはじめとする関係者の日本船をこよなく愛する故の幅広い知識と熱意を垣間見ました。
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