July.26.2013
北海道周遊とサハリン/ 1
私は今、9泊10日のクルーズを終え、この航海が素晴らしいものであったと確信している。無論、私と反対の意見を持ち、満足できなかった方もいるだろう。例えば小樽では、入港の遅れがあったことも事実である。しかし、この時期台風や低気圧に遭遇することなく好天に恵まれたことは、最高のプレゼントである。
素晴らしいテーブルメイトに出会えたこと。
出航数日前、食事が遅くなることを心配する母を説得しダイニングのセカンドシーティングを希望した。テーブル人数は指定しなかったが、正直どんなテーブルになるかドキドキした。
クルーズ初日には8人いたテーブルメイトが、翌日には乗船前よりファーストシーティングを希望していた2人が抜け、6人になった。しかしその翌日、1人参加のTさんが帰って来られ、7人はいつもディナータイムの終わりまで笑顔が絶えなかった。
テーブルメイトのMさんのご主人は母と同じ昭和一桁生まれで、現役のときはエネルギー関係のお仕事に就き、コルサコフへ寄港するこのクルーズに参加された。Hさん夫妻はグルメ家で、小樽滞在時間の長い(はずだった)このクルーズを選んだ。
Tさんを含め全員クルーズ経験が豊富で、お洒落を楽しみディナー以外の時間は自分なりの過ごし方を身に付けており、デイナーの席での話題も豊富であった。
Mさんは雰囲気づくりがうまく、辛い時代を生き抜いてきた方の言葉にはユーモラスながらも説得力があった。
今日もおいしく食事をいただけると挨拶を交わし、おいしい連発で皆を暗示にかけるのであった。(笑)
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