June.30.2019
Peace Boat’s 101st Gloval Voyage/ Day71
パナマのクリストバル(コロン)で、7つの先住民族のひとつ、Emberá-Wounaan(エンベラウォウナン)族のコミュニティを訪ねた。
エンベラとは人を意味し、1950~60年代、ラテン系入植者の移住が始まるまでは、パナマとコロンビアの河川システムに沿って、熱帯雨林全体に散らばり、小さな家族単位で暮らしていた半遊牧民族である。
男性はDugout canoes (hampá) というボートをつくる技術を身に付ける。
復路日が落ちてしまうと、我々を乗せたボートは闇に潜む障害物を避けながら、目標となる航路標識の灯を頼りに進んだ。
灯光はとてもシンプルで、川の中に突き出た木株の上で、人の手により行われていた。
翌19日、パナマ運河を通行して、21日の午後に赤道を越えて、降り注ぐ夕陽から創られた氷山?に遭遇した。
季節が変わり、東の風を受け天候の不安定な日が多くなったが、南極のほうからペルー・チリ海溝目指し流れるフンボルト海流(寒流)による、耐え難い冷え込みは一時的なもので、海のうねりにも次第に慣れていった。
27日、Rapa Nui(ラパヌイ)島の手前に錨泊、8〜9人乗りの現地の通船を使用し、安全に配慮し約1,100名の船客の大半が1回限りの上陸を果たすには、合計3日間を要した。
- Local time June 29 (Sat) 23:00
Trackback URL
Trackbacks
Comments
Comment