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June.30.2024

ホームページとブログの素敵な関係

htmlを始めたのは、今から丁度20年前である。
会社の業務用アプリのソースコードに興味を持ち、タグを見よう見まねでメモ帳(最初テキストエディタを知らなかった)に書き写したのが始まりであった。
その頃、毎年北海道の礼文島と鹿児島の吹上浜を行き来していたので、旅の記録を何か形に残せないかと考えており、次々とアイデアが生まれた。
元々ITの知識など持ち合わせてなかったから、やりたいことが先行してそれをどう表現するか考えるだけで、常識に捉われることなくつくりあげた。
当時は通信環境が今と異なり、大容量のデータは読み込みが遅いとの理由で嫌われたので、高画質を届けるために取った手段は、html-file上の一部のコード、情報を省き、表示はブラウザに依存したところが大きく、日本でリアルタイムのコミュニケーションネットワークが普及していなかった時代としてはアクセス数を稼いだ。後に大幅な手直しが必要になり、また、コンテンツも増加したことから、CSS(スタイルシート)を設けてデザインするようになった。
ポテトのポ “を開設した翌年にはblogが広まり、面倒なソースを毎回書く必要がないことから、写真はwebsite(HP)、文章はweblog(blog)に振り分けた。

このような使い分けをしたのは、開設当初のblogはプロバイダーが提供しており、大きな画像が扱えなかったためで、後にWordPressに移行したことで、容量の制限が無くなり、phpへの書き換えによりデータベースを経てサイト内検索が可能になったこともあり、最新のコンテンツはWordPressのblog中心に展開して、デザインの自由度が高く、頻繁に更新する必要のない情報に適したHPとはリンクを介して※1) ” 一体的なサイトづくり “を目指している。

blogは新しい記事を書くと、過去の記事がどんどん奥に入ってしまうが、HPは情報が階層別に並べられ、わかりやすく整理して発信できるので、一体的にデザインすることで、互いのメリットを引き出すことができるのではなかろうか。

※1) 当blogからは別タブで開きます。

余談
S.S.Columbia出航の地と記されるPier54は1902年に着工、チェルシーの9つの埠頭(オーシャンライナーバース)を相互接続する上屋が、グランドセントラル駅を設計したWarrenウォーレンWetmoreウェットモアの建築事務所により設計され、1910年完成しました。1935~1936年にかけノルマンディやクイーンメリーなどが就航し、より長いバースが上流につくられ、晩年は貨物の積み下ろしに使われました。1912年4月18日、カルパチアがタイタニックの712名の生存者を上陸させ、1915年、ルシタニアが出航した場所として知られ、第二次大戦の勃発時、アメリカが関与した4年間で、多くの若い兵士がここから出発して、命を落としました。着工以前、埠頭の周囲は荒廃していました。
この歴史的に重要な場所は復元を望む声がありましたが、近年価値の低い公園に姿を変えてしまったようです。

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