January.09.2010
ブラックボール
昨晩横浜を出航しました。
乗客数は約230人とやや少なめ、うち、ダイニングサロンの利用者は25名です。
8デッキ、メインホールでは由良船長以下クルーによる鏡開きとプロダクションショーがあり、ロンドン・カナダからやってきた男性3名、女性5名のダンサーがハリウッドミュージカルの名シーンを演じ、クルーズに華を添えました。
ショーが終わると客室に戻り、ミニチュアボトルのひとつを取り、ラストオーダー近いルームサービスに電話しました。
さほど待つことなく大きなプレートに盛られた”コールドミートとチーズのアソルト”が届き、サービスフリーのカクテルタイムで1日を締めます。
母の足が悪くなってから、ここ数年の海外クルーズではスポーツに参加する機会がありませんでした。
今朝は鳥羽入港を控え、早朝6時30分からモーニングウォークに参加して冷えたボートデッキを7周半しました。
10デッキ(スポーツデッキ)からは、キャビンエリア後方の両舷に設けられた扉でアウトサイドに出て、階段にて直にボートデッキに下りられます。
16室のスイートルームは、プールを回り込むように前後のエリアに別れ、複雑な通廊でつながっています。
それが隠れ家のようでもあり、他の船には見られぬ落ち着きを醸し出しています。
ウォーキングでブリッジの下の暗がりを通り抜けるとき、航海士たちの無線のやりとりが聞こえました。
やがて投錨したことを知らせるブラックボールが船首に掲げられ、穏やかな朝を迎えました。
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