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June.17.2010

e(co)-Ticket

乗船1か月前にe-Ticketを手にしました。
pdfファイルから印刷するだけの簡素なチケットです。
 
母のBording Formは代理店のほうでマスの中を記入(入力)してから出力してくれたようで、僕のは自分で記入する形になっていました!?
 
不思議でしたので確かめるため、また、未記入のマスを手書きで埋めるのは面倒でしたのでWeb Check-inしました。
Costa Cruiseトップページ(http://www.costacruise.com/)>PACIFIC ASIA>Japan>ご予約済みのお客様へ>Web Check-in>
Start the Web Check-in now>Booking NumberとSurname(苗字)を入力>Send>フォームを埋める>Send>Print your form
 
プリントアウト後、赤枠内のYes, NoのYesにチェックを入れます。(Noは印字の内容に誤りがあるという意味で、下のFormへの書き直しを要求されます。)
 
いつの間にかCostaのWebサイトは日本語対応になったんですね。(Choose your countryで言語が決まり、プロフィール登録後は異なる国でのログインはできません。)
 
ここで、僕のBording Formには誤った生年月日が入力されていたのを発見しました。
少し詳しく説明すると僕は個人的にCosta Cruiseに登録しており、Bording Formに入力されたデータが照合して合わないため手書きを要求されたのだろうとおもいます。
 
つぎに、「ご予約済みのお客様へ」というところへアクセスしてみました。
ログイン(My Costaに登録)>コスタクルーズをご予約済みのお客様へ>お客様情報に予約番号を入力>
「このクルーズは、グループ予約でお受けしているので、個人レベルでのカスタマイズはお受けできません。
詳細に関しては取り扱い旅行代理店までお問い合わせください。」

つまり、オプショナルツアーの手配などはWebでは不可ということ。
これに関連し、代理店が日本語ガイド付きで天津の寄港地観光を用意し、申込書が送られてきました。
料金も日本人向けです。(爆)
というわけで僕も寄港地でのネタを準備中です。
 
そして、e-Ticketの最後には、LUGGAGE LABELSの工作キット?がついております。
プリントアウトしたバーコード入りラベルは3つ折りしてホチキスかテープで留めるようになっております。
しかし今回は荷物を宅配で送るのでちょっと不安、なので100均で買った両面テープを裏面に貼り、ステッカー仕様にしました。

June.03.2010

似て非なるもの

クルーズを選ぶうえで食事はもっとも重要な要素です。
ワンシーティング(1回制)にしろ、ツーシーティング(2回制)にしろ、レストランマネージャーがうまく席を割り振り、素敵なディナーを演出してくれることを我々は期待してます。
ところがCosta Cruiseからの突如の通知で、天津発着6 Night Far East Cruiseでは、釜山発着でも販売したためダイニングコントロールが困難になったとの理由で、ディナー時のダイニング形態をツーシーティングからオープンシーティングに変更すると伝えられました。
いや、あらかじめ希望を伺い、テーブルを用意してくれるのがオープンシーティングの姿であり、営業時間内にテーブルの指定なく自由にどうぞというのはフリーシーティングでしょう。
 
2008年、米国の住宅バブル崩壊に端を発する世界金融危機後、世界の主なクルーズ会社はいち早くクルーズ料金を値下げし、高い乗船率を維持してきました。
その結果、今までクルーズと無縁であった人たちにも乗船のチャンスが広がり、様様な意味でクルーズのカジュアル化が進みました。
 
一方、クルーズ各社は利益を確保するために人件費を抑制し、IT(Information Technology)化を推し進めました。
一例では、乗船券のe-Tiket化、web-checkinの推奨、クレジットカード登録機や通貨両替機の導入、コインレス・スロットマシンの採用、Gratuity(チップ)の自動引き落とし(チップは本来、サービスの対価として個別に支払うものです。国際的なクルーズラインではチップに慣れない乗客が増えたことにより、近頃はService Chargeという名称で強制徴収されます。)などは今世紀に入り急速に広まりました。
レストランでは安定した収入が確保された反面、指定制のダイニングから自由席制への移行も含めウェイターはより多くのテーブルを担当し、乗客の中には、彼らは話し相手する余裕もなくなってしまったよという人もいます。

NCLなどはこの方式で成功を収めていますが、問題はここがアジアであること、また、Costa Romanticaにはレストラン選択の自由がない点です。
上海万博などでも報じられているように、整列して待つということのできない人達が多数を占める発展途上のアジアクルーズにおいてこのような形を取れば、混乱することは必至であるし、母のようにハンディのある者には心配です。