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July.28.2013

北海道周遊とサハリン/ 3

クルーズの食事を美味しくする最大の要因は雰囲気であり、料理は二の次であると考えていたが、これが期待以上であった。

Terrace Grillそれなりに金は使ったが、スターリングステーキハウスはサービスも一人一人に決め細かく、眺望の開けた席からはオホーツクの夕陽も華を添えた。
寿司バーはネタが豊富で刺身も用意されていた。
ランチブッフェのイカフライはソフトで、ひき肉入りのコロッケはサクサク感があった。
海老カツバーガーや抹茶アイスなどの日本クルーズ限定品も人気であった。
 
朝はまずパティスリーで焼きたてのデニッシュやマフィンとカプチーノをいただき、メインダイニングへ向かった。
ふだんのクルーズでは朝はゆっくりルームサービスするが、今回ルームサービスしたのは2日目のシャンパン・ブレックファストだけであった。
 
Dinner時はサービス料込み32ドルのCabernet Sauvignon – wolf bless yellow label(カベルネ ソーヴィニヨン ウルフ・ブラス オーストラリア/ 日本での輸入小売り価格2300円前後)を2日に1本空けた。
Mainに必ずJapanese foodが一品含まれ(豚の角煮、カツレツ、カレーライス、ホタテのステーキ、エビフライなど)、それをGETするともれなくご飯と味噌汁、漬物が付いた。(笑)
愉しいお品書きもありました。
ブイヤベース風の野菜スープ、EnglishのほうはYasai no nimono.(こっちのほうがわかりやすいですね。)
日本人には馴染みがあるはずのものが、今日はご飯が付いたとか付かなかったとか、区別がわからない人が多いことに驚いた。
 
ある晩、私たちのテーブルでちょっとしたハプニングが起きた。
Champagne waterfallデザートに移る頃、食後にお酒は如何ですかとウェイターが持ってきた日本酒リストの一部に、日本酒ではなく焼酎が記載されたものがあり、これに気付いたH婦人がこれは違うと抗議した。(焼酎の銘柄によっては食後酒に適するものもあるようですが、婦人はお酒に詳しく、日本文化の誤った解釈を正した。)
じつはウェイターはこのときまで日本酒と焼酎が異なる酒類であることを知らず、ふだんはおとなしい婦人の突然の抗議に驚いたことだろう。

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Comments

こんばんは。
楽しいクルーズだったようで何よりです。
細かいことあんまり考えずに、お客さんとして楽しめたらいいクルーズなのかなあとか思うですね。
運営の細かい不備とかあっても、ダメじゃんそれで片付ければいいのに、ネットでも誰のために書いてんだろ、不満を書くことが憂さ晴らしなんだろうかとか思う時あるですから。
改善を期待して書かれてるのかなとか思える時もあるけど、まあ、船客が言ってやんなきゃわかってないこともあるようですけどね。
と思いつつ、しばらく客船乗ってないんで(笑)。

続き楽しみであります。

ご無沙汰しております。
ありがとうございます。

クルーズを楽しくするのも人であれば、つまらなくするも人であります。

まだまだ経験不足でありますが、前者でありたいとおもいます。

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