« | »

May.21.2015

Peace&Green Boat 2015 /序章

Peace Boatの第1回クルーズが出航した1983年は、旅行業界では初のクルーズ専門セクションを立ち上げクルーズ旅行のパイオニアと言われたPTSクルーズデスクが誕生した年でもあった。
船は輸送手段(今も法律上はそうである)であり、邦船各社はクルーズの間も学習環境を整え法人需要を取り込み、企業のエリートを集めた洋上研修などでチャーターされることが多かった。(僕の勤める会社でも、飛鳥就航当時の現業長クラス以上は経団連の主催する洋上研修に参加していた。)
一般にレジャークルーズが広まったのは1989年のふじ丸誕生からと言われるが、このように日本の社会では、日本人による日本人のためのクルーズにこだわりを持つ人も多く、クルーズがレジャーとして浸透するまでに多くの時間を要した一因であろう。

一方、参加・体験型というジャンルを拓いたPeace Boatのクルーズは基本地球一周であり、比較的最近までその様子は一部の乗船者がネット投稿したレポートなどからしか伺い知ることが出来ず、これらの中には何らかの意図を持って書かれたものもあり、それが今も催眠作用となり或いは連鎖を生み、(いわゆる固定観念となり)拡散していると僕はおもう。

Image近年、短期のクルーズも実施されており、一部のクルーズ経験者からの辛口批評は変わらずとも、誤った解釈は払拭されつつある。
かくしてこのノスタルジックな新しいクルーズへの参加を決めたのは本年2月であった。

Baja Deck (6) / Pair Standard →

クルーズの予約はwebからも可能であり、その後送られて来る申込書を返送、申込金(早期割引を摘要する場合はその全額)を入金することにより契約が成立する。
僕の場合は希望のカテゴリーが調整に入り、確約無かったが、取得された時点での公平という観点から、全額前払いした。

各種書類・冊子(「クルーズ ガイドブック」あります。)等は、家族、グループで乗船する場合も一人で参加する場合も部数を省くことなく、個人として平等であると共に、一人一人を大切にする姿勢を感じる。

この時点ではキャビンの位置、番号等は確定しておらず、出入港スケジュールも大まかであるが、5月半ばに送付された「オプショナルツアーのご案内」には各寄港地の出入港時間および博多港での下船時刻の目安が記されていた。

Trackback URL

Trackbacks

Comments

本当に無知だったのですが、ピースボートに対して、嫌悪方向の偏見も一部あるということ、ブログを通じてやっと感じた次第です。
日本人のキャラがそんなキャラなのかも?
どう生きるかが自分の自由なように、
どう乗るか、どう楽しむか、どう参加するか、
何を肯定するか、何を否とするか、
それも、自分次第ですよね。
そこがぶれなければ、その枝葉を大きく伸ばす為に、
旅は良いチャンスかな、と。
お母様と二人旅ですか?
楽しんで、また、報告をお待ちしています。

くちかずこさま
ありがとうございます。

近々家を建て替えなければならず、取り敢えず海外視察や20年分のクルーズ関係資料をボックス4箱にまとめ、minikuraに預けました。
まだ直近の10年分が残っております。(笑)

近頃はクルーズのチケットもe-ticket化する会社が多く、チェックインを事前にwebで行うなど、乗船手続きに手間取りカウンターで長い時間を費やすことは殆どなくなりましたが、美しいイラストの入った一度限りのメニューカードは過去のものとなり、船内新聞までデジタル化する傾向にあるなど、旅の様子も変わりつつあるのではないでしょうか。

ピースボートのクルーズ、省資源化は実践しても良い意味でアナログな部分を残しており、ノスタルジックと書いた次第です。

例えば、ひとりひとりのお客さまに対し、旅程管理にあたるJG(ジャパン グレイス)は旅のコーディネーター(サポートする担当者)を定めており、幾度か電話による打ち合わせがありました。

その中で今回ユニバーサルキャビンという段差のない少し広めのお部屋を用意していただいており、介助用車いすの持ち込みを考えていることから、キャビン入り口の幅(30 inch)とバスルーム入り口の幅(32 inch)を測っていただきました。
また、※1)リクエストベースで椅子とミニテーブルを追加しました。

※1)基本はキャビン内での車椅子移動に支障のないよう、固定された机と椅子1脚が備わっています。参照

Comment





XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>