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June.18.2019

Peace Boat’s 101st Gloval Voyage/ Day59

地下鉄サリン事件を境に日本社会は厳罰化が進み、国民の約8割が、今も死刑制度を支持しているといわれている。

森 達也さんが4年半にわたり、教団の信者をすべて1(プログラミング言語に例え、真か偽かの二択を指す)としてしまうメディアや、それを期待している人々の目線とは別の角度から、この問題を捉え取材を続けた、ドキュメンタリー作品「A」から4年を経た2001年に公開された、「A2」を鑑賞した。

大半の信者はサリン事件に関与せずとも、差別を受け、住む場所を追われなければならなかった。
信者の誰かが地域において善行を行っていたとしても、それは報道の意図するところではなかった。

1と0の間には、グラデーションの部分が存在するということを考え、見て欲しいという。

話は違うが、今日コロンビアのCartagena(カルタヘナ)で、刃物を突きつけられ襲われた人がいますなどとは、主催者サイトでは発表されないであろうし、仮にSNSの投稿があったとしても、人々が関心を寄せるのは被害の程度や、海外渡航注意情報が出ている地域での本人による責任であろう。横浜メンバーはよく仲が良過ぎると周囲に云われるが、彼は何故一人行動をしていたのか、またはしなければならなかったのかは、ベールに包まれるのではなかろうか。

Cartagena de Indias

高層ビルが建ち並ぶ新市街

カルタヘナは16~18世紀におけるスペイン帝国支配の時代に築かれた要塞や、西インド諸島(カリブ海域にある群島)の交易路の重要な投錨地として栄えた港、歴史的建造物群などが世界遺産に登録されている。
南米北部の奴隷貿易の中心地であった。その富が、カリブの海賊たちや他国の標的になりやすく、映画/パイレーツ・オブ・カリビアンのモデルとなった。
Castillo De San Felipe De Barajas
” サンフェリペデバラハス城 “(要塞)
  • Local time June 17 (Mon) 23:59