June.06.2007
Kielからのレポート /1
最近はヨーロッパにおいてもタキシードを着ないカジュアルなクルーズが流行っているようです。じつは世界的に有名なブルージーンズの生みの親、リーヴァイ・ストラウスはドイツのブッテンハイム生まれです。
飛鳥やにっぽん丸だけをクルーズと考えているのであれば眉をひそめる方もいるでしょうが、初夏のフィヨルドをリゾートとしてクルーズを楽しむ人たちにとって、穿きなれたジーンズやカラフルなリゾートウェアで過ごすことは当然の形なのでしょう。
ただカジュアルと言えどもかの大国のようにショートパンツにタンクトップ姿で闊歩する人はおりません。
自由な中にも周囲への配慮とルールが存在するのがヨーロッパ流です。
乗船中1回だけのフォーマルディも皆様ちょっとおしゃれしてジャケットを羽織る程度ですが、むしろ和やかな雰囲気に大人のクルーズを感じます。
それにしても乗船前日の夕刻、Kieler Yacht-Clubに到着したときは映画の世界を思わせる優雅な正装に身を包みレストランへとデモンストレーションする紳士、淑女の一団に遭遇し度肝を抜かれました。
この日は祝日でパーティが行われていたようです。
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