February.21.2008
鬼も笑う”クルーズ計画”/8
今晩成田に着きました。
アメリカのクルーズを幾たびも経験していても、いろいろな言語の飛び交うアジアでのクルーズはまた新鮮でした。
香港やベトナムは旧正月にあたり、香港スタートから化粧されたビル群のイルミネーション点灯を待って出航するなど粋な計らいがありました。船内や寄港地でも中国風の鮮やかな飾りは目にとまり、家族ぐるみの乗船が多かったようにおもいます。
我が国は相変わらずリタイア組中心で、旅行会社のパッケージで参加された方が目立ちました。
今クルーズの乗船率は8割くらい、日本人の乗客はそのうちの約1割でしょうか。
船会社、港湾側双方日が浅く要領がつかめない様子で、乗船手続きで迷子になってしまったり下船の際に無駄な待ち時間を過ごすことがありました。
特筆すべきは中国三亜の真新しいクルーズターミナルで、早朝入港であったにもかかわらず音楽隊の歓迎を受け、入管係員が足の悪い母をみて手を差し伸べてくれ、政府の力の入れようが伺えました。
寄港地における船会社主催のエクスカーション(寄港地観光)は万人向けであり、特定の対象に時間を費やしたい方には向いておりませんが、寄港地の雰囲気を楽しむには十分です。
テーマを参考に自分の興味あるものを選べばよいとおもいます。
ツアーはどれも比較的ゆったりと行程が組まれておりますので、足の不自由な方でも歩行距離の少ないものを選べば大丈夫でしょう。
ハロン湾は天候にもよるでしょうが体感温度は若干低く感じました。このエクスカーションには鍾乳洞の見学が含まれており、湿った階段の上がり降りがありますのでアウトドアに適した服装をお勧めします。洞窟の入口と出口で桟橋が異なり、後戻り出来ませんので歩行に自信のない場合は船に残るのも選択肢かとおもいます。
もう一方のダナンのエクスカーションはシクロに乗り、走行時に受ける風を気持ちよく感じました。
観光地で物売りに付きまとわれるのはアジア全般にありますが、ベトナムの場合要らないものははっきりノーといえば、そうしつこく押し付けることはないようです。ただダナンのマーブルマウンテンの土産物店が軒を並べたところでは、洗面所の使用に高額のチップを要求されました。
いずれのツアーもミネラルウォーター1本が付きますので、下船口で売っている有料の飲料は買う必要ありません。
寄港地での下船にはシーパスカードと、ベトナムでは入港前夜配られるランディングカードが、三亜ではパスポートおよびパスポートコピー(乗船手続きの際に渡されます。)が必要です。
いずれの港も街からは離れており、ハロン湾沖止めのハノイではテンダーボートから中継ぎ船を介して海浜に上陸します。
エクスカーションデスク、集合場所、三亜入港前日のパスポート返却、寄港日の早朝のブッフェなどはかなり混雑しました。
航海中想像以上に機関の振動がありましたが、今航海は波が大きく、香港入港も遅れたので、スケジュールに余裕があればまた違ったのではないでしょうか。
とくにエーデルワイス・ダイニングルームの2階部分の振動が大きかったようにおもいます。
船内はよくメンテナンスされ、クルーも僕の接した限りでは感じ良かったとおもいます。
日本語のメニューには誤りが多く、お客がそれに気付かず想像と異なる料理を出された場合、ウェイターとのやり取りが心配でした。(うちのテーブルは2日目から母は日本語、僕は英語のメニューにしてもらいました。)
料理の質、味ではアジアン料理はどれもお勧めです。
ブッフェやソラリウムで供される料理は期待しないほうがよいでしょう。
ルームサービスは種類が少なく、数日同じものを取ると飽きてしまいます。
メインダイニングでの夜食の時間帯に出たヌードルや雑炊はおいしかったです。
日中のアクティヴィティではWalk-a-MileやShufflegolf(golfとshuffle boardを掛け合わせたゲーム)などのスポーツイベントに参加してポイントを集め、下船前日に記念品と交換できるVitalityプログラムが人気ありました。
交換チップは1枚から引き換え可能で、26枚集めた方もおりました。
毎晩メロディシアターで繰り広げられるエンターテイメントはアメリカスタイルのダンサーによるダンスが主で、もう少しローカル的なものがあってもよいのではないでしょうか。
ドレスコードは2日目の晩だけフォーマルであとはすべてカジュアルです。フォーマルは高級レストランへ行く格好でよいと思います。上記を除く標準的な服装は、中国のお正月ということもあり、親しい家に御呼ばれに行くようなスマートカジュアルが多かったようにおもいます。
おかえりなさい!たのしく、きょうみぶかく、よませていただきました。
クルーズのたのしさを、じゅくちされてるguy92さんなので、きびしいコメントもおおいかな?とおもっていましたが、なかなか、たのしかったようですね。
いろいろ、おききしたいことがありますが、まずは、たいけんきを、ぜんぶ、よませていただいてからのほうがいいかな?!つづきを、たのしみにしています。
おつかれさまでした~。
Posted at 2008.02.23 20:24.58 by gkitty
Welcome Aboard!
このクルーズはアジアマーケットを対象としているということからも今までのRCIのクルーズとは異なる空気を感じます。
アメリカ人は、この新しいクルーズを互いを知る良い機会であると捉えるのではないでしょうか。
Posted at 2008.02.24 13:59.28 by guy92