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November.11.2010

会員制のWebサービスって?

今春のレジェンド・オブ・ザ・シーズによる外国船による日本発着クルーズの成功は、横浜発着の2コースで約3,150名を集客し、不況下においてもクルーズ旅行が売れるということを示しました。
国内ではリニューアルしたにっぽん丸のフライ&クルーズが好調で、2009年上期以降のスケジュールでは旅行会社がにっぽん丸を使ったオリジナル商品を造成しやすいよう片道プランを増やし、そのような商品を目にする機会も増えました。
一方、日本のクルーズ人口は現時点では欧米や近隣アジアの国々ほど伸びておらず、リピーターを増やして行くことが課題のようです。
 
国内外の多くのクルーズ会社が自社のWebサイトを持っていますが、クルーズに参加する人の多くは航空機のチケットや前後泊の手配などを必要とし、旅行会社を介しています。
 
手配旅行を専門に扱う一部の旅行会社や海外においてはメールにデータファイルを添付または貼り付けて刻々と変化するクルーズ情報を伝えるサービスを既に行っておりますが、今回発表されたのは旅行会社自体がWeb上で会員向けにレアな情報を発信していくというシステムです。
 
今や海外のクルーズ会社の多くが料金変動制を採用しリアルタイムに価格を提示しておりますが、商品として完成してから発表するという従来の旅行会社のやり方ではレアな情報を求める直手配する消費者や新規顧客の取り込みをはかるに十分ではありませんでした。
もっともクルーズのディスカウントだけを求めるのであれば、有料で会員になることは矛盾しているかもしれません。
 
Web上で提供されるサービスはほとんど無料という時代もありましたが、最近は通信事業者でさえコストに応じた適正なサービス対価を求めるのが一般的です。
Jacuzzi tub
ではどんなサービスが用意されているのでしょうか。
一例ですがクルーズニュースにより新造船の就航や新しいコースの設定などをいち早く知り、予約することができるでしょう。
既に体験された方の乗船記から、次のクルーズのヒントを得ることもありますね。
外国船が日本を訪れるときに、訪問のチャンスがあるかもしれません。
より充実したクルーズライフをお考えの方は、検討されては如何でしょうか。

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我が国クルーズ旅行会社の老舗であるPTSクルーズデスクによる会員制Webサービスの開始を知らせるニュースは雑誌クルーズのWeb版ニュース(2010年11月1日付)や日刊トラベルビジョンにも掲載されました。

オープニングキャンペーンでは、登録を済ませている会員に対し人気の飛鳥Ⅱ、「新春四国こんぴら初詣クルーズ」(2泊3日チャーター)に特別料金で参加(100名限定)できるチャンスが与えられました。

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