July.30.2013
北海道周遊とサハリン/ 4
今年限定※1)のイベントもあります。クルーズ後半の航海日、東日本大震災の復興支援を掲げNPO法人「カタリバ」への寄附を盛り込んだチャリティー・ウォークが7デッキプロムナードにて行われました。
6周で3kmですから1周500mということになります。かってチーク材を敷き詰めた全周のプロムナードがラクシュリーな客船の証であった時代がありました。
この日のウェアは青いZOZOの”Japan Earthquake Relief Project” t-shirtsにUniqloのサーフパンツ、スパンコールの入った黒のレギンスとAmsterdamで購入の同色のビーニーで参加しました。
インストラクターやオーストラリアから参加の方の注目を浴び、適度なイベントへの参加はコミュニケーションのきっかけにもなりました。(あくまで適度なです。ゲーム・催しに賞品がかかると化けの皮が剥がれるというか、自己中心的な行動が不快感を与える方も一部にいらっしゃいました。(笑)
1人15ドル以上の寄付をした人にはグリーンのリストバンドがプレゼントされ、必ずしも歩く必要なく応援にまわるのもありです。寄付されることによりさらにウォーク終了後のささやかなパーティに参加できます。
このリストバンドはアメリカ合衆国テキサス州プラーノ出身の元プロロードレース選手であったLance Armstrong氏(ツール・ド・フランスで7回の優勝を果たしたアメリカの好む英雄は、先頃ドーピング問題で有罪判決が下されたことによりロードレース界を追放される結末となった。)が癌に侵され奇跡的に復活したことからガンと闘うひとびとをサポートするために1997年にランス・アームストロング基金を設立(現LIVESTRONG財団)、1ドルの募金活動を行ったことに始まります。この意思に賛同したスポーツメーカーのNIKEが、2003年にイエローのシリコン製リストバンドを展開、その収益のすべてをガンと闘うひとびとの活動に寄附したことから世界中に広まりました。
一方、アトリウムに用意された飲物やスナックを、この催しを知らなかった人がスタッフの目を盗み摘まんでいくというハプニングも目撃されました。
※1)2013年日本発着のSun Princess船上で行われた東日本大震災チャリティウォークの参加者は約700名、2014年の日本発着クルーズでもチャリティー・ウォークを継続する方向であることがその後述べられた。
(最終更新;2013年9月)
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