July.15.2019
Peace Boat’s 101st Gloval Voyage/ Day87
今春、JGとPBは、エコシップ就航の遅延と、2020年より、2隻で運航する計画を発表した。
新たなチャーター船の概要は、地球一周航行中のMV Ocean Dreamにも伝えられ、大方の期待通り、MV Zenith(47,413t)に決まった。
プレミアムクラスのマーケットは、カジュアルクラスの数分の一規模しかなく、船のサイズ(ベッド数)もそれに比例するのがふつうであるが、ZenithはOcean Dreamより大きく、異なるグレードの客船を同時に運航することになるため、Zenithの料金は在来船より若干高く設定された。
このプロジェクトはピースボートIIと名付けられ、JGもワンランク上のサービスを提供する新ブランドであることを認めているが、個人的意見を述べるなら、客層を二分化することになり、それがピースボートの理念である国際交流とどう結びつくのか、危惧する部分もある。
Zenithの誕生した1990年代には、クルーズ客船の船型を大きくする動きが活発になり、次々と新しいアイデアを取り入れた船が具現化されたが、建造費が短期に回収できることも建造を契約する上で重要になり、以下のような特徴が見られる。
オーシャンライナーの時代より続いた、プロムナードと称する両舷に沿った長い廊下のような全天候型のフリースペースは、複数のラウンジバーやスペシャリティレストランに代わられ、動線が入り組んだ。
高層化はカテゴリーの細分化とともに付加価値を生み、最も高額な幾つかの上級船室を除き一般にキャビンが広くなったわけではなく、造船技術の進歩によりバルコニーの付いたキャビンが増えた一方、低層階に※)ボートデッキを入れ替え、パブリックスペースをその内方に押し込めた、初期の頃に設計された船では、遮るものにより海は少しだけ遠い存在になってしまった。
※)クルーズ会社によってはボートデッキをプロムナードと呼んでいますが、本来はクローズされたものがプロムナードでした。
かつてイギリスの名門キュナードが、世界最大のクルーズ企業、カーニバルのグループ入りを発表したタイミングでQE 2に乗船したが、このような大きなプロジェクトが動くとき、スタッフやその親しい乗客たちは、特定のグループで固まることで自分たちを守り、安心感を得ようとする。
(その結果、他の乗客は無視される。)
今クルーズでは主催者サイトにおいてたくさんの楽しいイベントが発信されており、それを否定はしないが、見えない部分にスポットを当てることも必要な気がする。
※ 写真はOcean Dreamのエンジンコントロールレバー(Bridge Tourにて)
- Local time July 15 (Mon) 08:00
くちこも、ちょっと同じ感想を・・・
こちらにも、パンフレットが郵送されてきましたので。
ピースボートの独自性が曖昧になりそうで。
そして、○○族の発生も、性格的にダメなんです。
くちこの体調では、もう世界一周は選択除外に。
それでも、まあ、普通に暮らせることに感謝はしている日々ですが。
ご活躍ですね。
これからも!
Posted at 2019.07.17 21:25.17 by くちかずこ