March.02.2008
スイートルームではよりパーソナルなサービスを受けられますが、上のカテゴリーほどマンツーマンのサービスに近くなり、馴れない方はそれをストレスに感じる場合もあるようです。
うちは母が足の手術をしてから、ベッドから落ちてはいけないのでベッドルームでキングサイズのベッドに寝かせ、自分はもうひとつベッドをつくってもらっております。
朝食をゆとりあるリビングで、時にはワインをカナッペと共に楽しむのもいいですね。
Rhapsody of the Seasではクルーズ中に指定銘柄のワイン(船内価格$30程度)をフリーチャージでオーダーできるなど幾つかの特典が用意されております。
これらを必要と考えないならば、チップを多く払わなければならないぶん不経済でしょう。
March.01.2008
最近、友人との会話の中でもクルーズが話題になることが増えました。
しかし多くは親や親戚がクルーズを体験しているがとても高くてという話、よく話を伺うと参加されているのは飛鳥Ⅱの1ヶ月に及ぶロングクルーズだったりして、改めて日本のクルーズの門戸の狭さと一般認識の低さを感じます。
今回は1人あたりの予算を50万円(※表示金額は2人合計です)として、可能な贅沢を試みました。
①キャビンはポートサイドウィングの見えるChopin Suite(ショパン スイート)です。
②リピーター特典として発行されたULTIMATE VALUE BOOKLETを活用して、ショッピングやバーの支払いにおいて$24.25の割引をGETしました。
③入港カット撮影のため香港でInterContinental Hong KongのハーバービューJunior Suiteに前泊しました。その他の項目には交通費や宅配料金、それにミシュランで星を獲得した日本料理レストラン「NOBU」でのディナーが含まれます。
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カテゴリーOS(48.5㎡+balcony)
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541,693円
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139,340円
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Shore Excursions
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22,133円
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Transfer Voucher
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7,984円
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Bar & Lounge
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8,950円
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Casino
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15,470円
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Gift Shop
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18,592円
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Gratuities
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12,016円
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218,345円
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984,523円
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※クルーズ料金=カテゴリー別料金+ポートチャージ+税金
航空券代=運賃+税金/サーチャージ
February.28.2008
クルーズの乗船料金に含まれないアルコール飲料や買い物等の費用は乗船証を兼ねたシーパスカードにアカウントされ下船時に精算するシステムですが、今日乗客の多くはクレジットカードからの引き落としを選択しています。
下船日の朝にはキャビンに明細書が届くので、誤りのある場合は下船前に異議を申し立てなければなりません。
その朝、隣のアメリカ人客室とまたその隣の中国人客室には明細書が届けられましたが、僕のキャビンには届きませんでした。
客室係りのアンドリューに確認したりレセプションに何度も足を運び、下船間際にやっと発行してもらいました。
よく内容をチェックして下船したのですが、後日クレジットカード会社のオンライン明細を見て驚きました。
二重課金されているのです。
すぐクレジット会社に電話して調査依頼しましたが、明細書にはPaidの印が押されておらずちょっと心配でした。
幸い発見が早く、LAの代理店からも船に問い合わせていただきました。
アメリカ社会ではこのようなときに担当者がすぐにはミスを認めないのが常で、当初は事実を否定しましたが、船内明細とクレジット会社の請求書双方のコピーを突き付け超過分を取り戻しました。
もし明細をもらわずに下船していたら調べようがありません。
万一のトラブルに備え、サインしたレシートの控えは取っておくことが肝心です。
February.09.2008
いよいよラプソディのベトナムクルーズまで1週間を切り、外務省の渡航関連情報を確認しました。
折しもピースボートのツアーが南アフリカでバス事故に見舞われたとの知らせ、怪我をされた方々の一刻も早い快癒をお祈り申し上げます。
かってSARSが流行した2003年、アジアでのクルーズを計画した欧米の各船会社はクルーズをキャンセルして所有船を一斉に引き上げ、僕も当時予約を入れていたザ・ワールドに乗り損ねたのでした。
幸い現在この地域に感染症危険情報は出ていません。
January.27.2008
本日海の向こうより乗船書類一式が届きました。
時代の流れでしょうか、GUEST VACATION DOCUMENTSは以前のものより少し簡素化されましたが、後述のように一人一人のためにこのブックレットは作られており、冒険心をくすぐる大胆な表紙に心ときめきます。
重要なところを抜粋しますと、
1.契約内容(全般):とくに名前のスペル等に誤りがないか確認。
2.乗船場所:乗船手続きの開始、締切時刻およびCheck-inがどこで行われるのかを確認。
3.バウチャー:オプションで船会社のTransferなどを一緒に申し込んだ場合は綴じられています。
4.寄港地観光:Shore ExcursionをGUEST VACATION DOCUMENTS発行までにインターネットで申し込んだ場合はConfirmationが綴じられています。(Ticketは乗船後キャビンに届けられます。)
5.ゲスト・クリアランス:チェックイン・カウンターで提出する書類です。
私の場合、Online-checkinの過程で入力した緊急連絡先などの情報が記入されておりましたが、SetSail Passを持参すれば以後の手続きは省略されます。
6.チャージ・アカウント&クルーズ・チケット:
オンライン・チェックインを行わなかった場合、ここに船内支払いに用いるクレジットカードを登録し、サインしてチェックインのとき提出します。
裏面では同行のゲスト全員が約款に同意しサインすることが求められています。
SetSail Pass所持者は不要です。
7.付録:付属のbaggage tagの船名、乗船日付、キャビン番号も同様に間違いのないことを確認しましょう。
以上、あたりまえのことのようですが、当日手続きのときになって慌てる方をお見受けします。下準備の参考になれば幸いです。
January.12.2008
米国のロイヤル・カリビアン・インターナショナル社と日本総代理店を務めるミキ・ツーリストが日本語のホームページを開設しました。
いままでも日本総代理店独自のものはありましたが、RCIの実施する全てのクルーズを日本語で見れるサービスは初めてで、英語のサイトと同様のレイアウトでリアルタイムに表示される料金から直接予約することも可能になりました。
My Pageも用意されてるようですのでLAの旅行会社を通じ予約のIDを入力してみましたが、どうも日本での予約がないとダメなようです。
サイトマップからはQ&Aが充実しているなあという印象を受けましたが、寄港地観光の詳細、予約では米国本社(英語)のサイトにリンクします。
私見ですが、他社に先駆けいち早く日本語サービスを提供した背景には、競争激化するアジアで優位性を確保する意図と、世界共通の公正な料金を広く発信して、旅行会社間の過当競争に一石を投じる狙いがあったものとおもいます。(1月30日更新)
さて、先般親戚が旅行会社チャーターによる飛鳥Ⅱの2泊3日・伊勢神宮初詣クルーズに参加しました。今回はその見送りで夕暮れの大桟橋を離れる姿を撮影した1枚です。
November.29.2007
世界的な原油高騰から先にCarnivalグループの燃油サーチャージ徴収が発表されましたが、Royal Caribbeanも追随する形で来年2月1日以降出発するクルーズより1日あたり1人$5(1人目および2人目を対象とし、$70を最高額とする。)を徴収することを米国時間の11月16日に発表しました。
原則的には既契約者も含め、北米で申し込みのすべての乗客を対象としていますが、既に全額払込みを終えている者からは追徴しないという例外もあります。
旅行会社が販売するパッケージ商品の場合は余程の為替変動がない限り固定料金が適用されますが、個人手配ではクルーズ費用は支払い時の為替相場に大きく左右されます。
このクルーズは1人$100の手付金を必要とし、今年6月の申し込み時の円→ドルレートでは1ドル126円でした。
その後円高に進んだため残金の前倒し支払いを申し出、残りを1ドル110円にて支払いました。
急激な円安であっても手続きがすぐ行われなかったり、先払いそのものを受け付けてもらえないこともあるようですので、参考程度に聞き流してください。
僕自身燃油サーチャージの発表数日前に全額支払うことを申し出たのですが、決済の完了まで2週間を要しました。(但し今回はL.Aの担当者が留守のためと聞いていたので、燃油サーチャージについては返金がありました。)
クルーズによっては一定期日までに全額支払を済ませるとクルーズ料金そのものが割引になることもあります。
こまめにチェックしてみる価値はあります。
November.07.2007
royalcaribbean.comでラプソディのIndo-China Explorer CruiseにおけるShore & Land Excursions(寄港地観光)の受け付けが始まりました。
現地の受入事情からでしょうか、このクルーズのツアープログラムには車椅子のアイコンがありません。
ツアー参加の目安として路面状態、歩行距離、階段の段数などが具体的に示され、いつもながら感心します。
Ha Long Bayは錨泊となるため、僕はHanoiとHue、母はHueのツアーをWeb上のマイページから申し込みました。
Web申し込みは即日カード決済されます。参考までに11月5日の支払いレートは1ドル約117円でした。
日本総代理店であるミキツーリストのHPにはWebで申し込むとキャンセル、変更等はできませんとありました。取り消し確認はしておりませんが、Shore & Land ExcursionsのOrder Historyタブで一覧を表示させ、それぞれのツアー名の右上にあるView/ChangeまたはRemoveというボタンからメンバーの追加、変更および取り消しは可能なようにおもわれます。
予約が成立すると確認メールが届きマイページに加えられます。
My Cruises>Log In>Your Reservation:(ドロップダウンして予約番号に合わせる)>Cruise EnhancementsのView/ Shore & Land Excursions>Calendarタブを開くと、Open Timeであったスケジュールにツアーが加わっているのを確認できます。
September.12.2007
予算は二人合わせてひと月10万円のクルーズ貯金で年に一度1人50万円程度のクルーズの旅を目標としています。(すべて込みでパッケージ値段ではありません。)
パッケージを選ぶか個人手配するかは料金の問題のみならず、むしろ自分の望むクルーズがどういうものなのかを明確にするところから始まります。
一般にパッケージ旅行はクルーズが発売されて旅行会社が航空券やホテルをセットするので商品の詳細を知るまでに時間がかかります。
どうしても乗りたい船やクルーズのコースが世界的に人気の高いものであった場合、パッケージの発売を待ちますか?
パッケージには代表的ないくつかのタイプのキャビン(船室)が用意されていますが、特別なキャビンを希望する場合はリクエストベースとなります。
日本人に馴染みの薄い船、乗下船地への交通確保が難しいクルーズなどはまず商品化されません。
言い換えれば、パッケージ旅行なら初心者でも安心してクルーズに参加できると言うことですね。
クルーズを専門に扱う旅行会社の中には手配旅行に力を入れているところもあります。
一方では、そのノウハウを活かしときに入手困難なクルーズもパッケージ化して販売されることがあります。
さてラプソディですが、8月上旬にクルーズ前後(航空券+ホテル)の手配を終えました。旅行会社各社のパッケージプランもこの時期発表され、インサイドで12万円台~、恐らくこのタイプのキャビンは自分で手配するより安いでしょう。(ポートチャージ、諸税が別途かかります。)バルコニー付は早い時期にsold outしております。不思議なことに3名で申し込んだ場合はOKが出たようです。
個人手配の楽しみは、ホテルやトランスポーテーションのこだわりにもあります。
予約のタイミングについては、来年の香港の旧正月(2月7日~9日)も考慮しました。
フライトはキャセイパシフィック航空、前泊はインターコンチネンタルホテルのジュニア スイート オーシャン ビューをインターネットのプランをベースにアレンジして申し込みました。
北米のクルーズ会社も香港ではスケールメリットを十分活かせなかったようで、オプションで用意されたホテルプランは割高に感じたのでパスしました。
船旅マガジン”クルーズ”(海事プレス社)9月号でも紹介のGoogle Earth(衛星・航空写真閲覧ソフト)でイメージのチェックを行いましょう。(笑)