April.08.2010
博多発着で
コスタロマンチカのアジアクルーズのうち、夏の天津発着クルーズを博多発着に変更し、日本の代理店がキャビン確保しました。
6泊クルーズが海側109,800円~と大変お値打ちです。
実はブローシャー(brochure)をお持ちの方はご存じのとおり、天津発着で早期割引を適用すれば$979~になります。
但し、通常料金は$1,229~に設定されており、日本発着に伴う後述の手間を考えると、決して高い料金設定ではありません。
多くの日本人を集客したRCIとは対照的に、この度の博多乗船はあくまで特別なケースであり、販売されるキャビン数は定員の5%くらいになるようです。
日本発着のクルーズを成功させるには、単に運航会社からキャビンを仕入れればいいわけではありません。
出入国手続きをどのように行うか、宅配荷物の受け入れ態勢の確立などは、代理店と港湾局が話し合います。
例えば、車椅子をリクエストした場合も、代理店は港湾局へ掛け合います。
問題は、前回書いた事例のように、クルーズの大衆化が急速に進み、中国人、日本人問わず、国際マナーの向上には長い年月が必要かとおもいます。
また、今回は特別な条件のため個人に予約番号が発行されないこと、他いくつかの制約があり、それらを事前に把握しておかないとトラブルが予想されます。
とは言え、成熟してしまったクルーズ市場より、90年代のクルーズを象徴するCosta Romanticaによる活気に満ちたアジアクルーズ、今しか楽しめないことが待っているような気がします。
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