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April.06.2010

コスタクラシカ見学

にっぽん丸をキャンセルした数日後、知人からコスタクラシカの船内見学オファーがあり、潜入してまいりました。(爆)
今回、横浜に初入港した同船は、1泊のスケジュールを採り、アジア戦略の一環として旅行業関係者と旅行会社のお得意様顧客を招待したようです。
 
総勢120名が旅行会社のお得意様(ABグループ)と代理店・メディア関係者(CDグループ)にグループ分けされ、私はDグループでした。
 
いきなりですが驚いたことに、ある旅行会社のお客様の中に、ジャージにブルゾン姿で見学に来られた方がおりました。
常識的には、船内はクルーズ中の我が家であり、初対面の家庭を訪れるのにその格好はないだろうとおもいますが、一般を招待する場合はそこまで言わなければならないのか、社名は伏せておきますが、その旅行会社さんの姿勢と抱える客層というものがわかる一幕でした。
 
あいにくの雨であり、船内に残っている乗客の方も多く、我々は乗客に不快感を与えぬよう注意し、小グループに別れて見学しました。

船側の好意で、当初の見学コースになかった海側キャビンから見せていただきました。
16㎠ある海側の客室には大きな丸窓がひとつ、明るくモダンです。木のぬくもりを感じる洗礼されたデザインは、他に例を見ません。
収納スペースが入り口付近に限られており若干少ないように思えましたが、バスルームはこのクラスの他船と比べレイアウトよく、使い勝手の良いハンドシャワーが備えられております。バスタブはありません。
 
以前との相違点は、3層吹き抜けのアトリウムを飾った球体の置物が新しい美術品に入れ替わっていました。
元のものは新造船に引き継いだそうです。
船内いたるところイースターの飾り付けが施されており、印象に残りました。

セミナーのあと、Collosseo Theaterのステージから撮影(写真)し、食事会に向かいました。
 
Tivoli Restaurantで業界の若い方達と同席させていただきましたが、これが大変ユニークでした。
まず、ウェイターがオーダーを取りに来てからメニューを開きあれこれ考えるタイプの人、ウェイターは複数のテーブルを抱えており、苦笑いです。
ほとんどの方は料理を頼み過ぎ、食べるのに苦労しておりました。(爆)
 
そのうち飽きたのか、料理が残ったままテーブルを離れて歩き回る人が続出し、サブウェイターを困らせていました。
皆様クルーズアドバイザーの資格はお取りになっていることとおもいますが、実経験がまだまだ足りませんね。
 
私なりのオーダーポイントですが、
前菜でローストビーフを頼むと、それだけでお腹がいっぱいになります。前菜と主菜の素材を重ねないようにするとともに、前菜は軽いものを選ぶか、2人で1皿が無難です。
 
スープは1種類、パスタは担当のテーブル係りのお勧めのマッシュルームが入ったクリームパスタをいただきました。
 
オムレツは付け合せが多いので、次の主菜次第でパスしてもいいでしょう。
 
主菜は魚1種類、肉3種類だったとおもいます。
私はブロシェット(brochette)という肉と野菜が串に刺さったバーベキューのような料理と、温野菜たっぷりのプレートをいただきました。
味が薄いと感じたら、自分で塩胡椒します。
 
テーブルには必ずオリーブオイルが用意されているので、固めのパンをちぎり、つけて食べるとおいしいです。
 
デザートは食後にオーダーを取りに来る船もありますが、コスタでは最初に注文します。大きさは日本と比較にならず、全体的に甘めです。

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