« | »

May.10.2010

太平洋一周の前に

新設のプレミアム・ダイニングの名称が”春日”と知らされた時、改装前のにっぽん丸にあった貴賓室が脳裏に浮かびました。
航海中、乗客として初めてこの貴賓室で行われたティーパーティーに招待されました。(参照)
今思えば、そのとき新しいにっぽん丸の構想を示唆していたのかもしれません。(現在その場所はグランドスイートの一部となっております。)
ホライズンラウンジには、川島織物の籐のタペストリーがあります。ご存じの方は、相当のにっぽん丸通です。(笑)
 
新装にっぽん丸初のロングクルーズとなる太平洋一周クルーズを目前に控えた5月9日、11日間に及ぶ日本一周クルーズから帰港したにっぽん丸の船内は慌ただしく動いていました。
 
恐らくクルーズ中は地上スタッフと本船側との間で、休む暇なく詳細なやり取りが交わされていたのでしょう。
 
1デッキの搬入口からは、日本一周のお客様の最終シャトルバスが出た直後から梱包材にくるまれた家具が次々と運び込まれていました。
 
まさか就航1か月を過ぎ、就航直前のお披露目を思わせるこの演出は想像しませんでしたが、より良いものを求め、1軒の家屋同様、就航後の手直しは避けて通れないのでしょう。
 
ですから明日乗ってもにっぽん丸は新装のままです。(笑)

さて、兼ねてより交渉の足の不自由な母のための船内見学もじつはこのような状況のため、シングルキャビンやデラックスベランダなどの客室は見ることができませんでした。
それでも時間的な制約のある中、専任コンシェルジェの案内により、新装されたパブリックスペースを回り、予約しているタイプの客室を拝見させていただきました。
サービス内容についても直接話を伺うことができ、期待が膨らみます。
 
写真1:ホライズンラウンジ
写真2:ドルフィンホールに設けられた特別席、ボックスシート
海外の一流劇場のようですね。(編集済)

Trackback URL

Trackbacks

Comments

Comment





XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>