Peace Boat’s 101st Gloval Voyage/ Day31

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May.21.2019

Peace Boat’s 101st Gloval Voyage/ Day31

ピレウス港は、エーゲ海各島への玄関口である。

この旅のやりたいことリストのひとつで、僕が企画した離島アドベンチャーに5人の女子が集まってくれた。

憧れのFlying Dolphin（フライングドルフィン）でサロニカ諸島最大の島、エギナ島に渡り、ちょっとくたびれたバスに揺られ、アテネのパルテノン神殿をひと回り小さくしたようなアフェア神殿（じつはこの神殿は紀元前6世紀から紀元前5世紀にかけて建てられたもので、パルテノン神殿より古く、エギナ島産の石灰石で出来たドーリス式の柱が美しい）を訪ね、聖ネクタリオス修道院向かいのローカルレストランでシーフード料理を食べて、贅沢な時間を過ごした。

というのも、寄港地の港町はどこも人が多く、意識せずとも緊張を強いられたから、ホリデーを外し、観光客の少ないこの島は最高の息抜きだったのである。
もっともエギナ島は古代ギリシアにおいてはポリス（都市国家）のひとつであった。1827年〜1829年の間（独立戦争時）には臨時政府が置かれたが、神殿より大きく権力を誇示するような建造物などはなく、美しい景観が保たれている。

Hellenic SeawaysのFlying Dolphin XVIIは1984年、XXIXは1991年にRussiaで建造された、総トン数162t、35Knots（Ocean Dreamの航海速力は17Knots）のHidrofoil（水中翼）船で、35年も前にこのような洗練されたデザインの船が建造されたことに驚く。

	Le Bougainville / 9,900GT Ponant（Maiden voyage: 15 April 2019）
Vernicos Sifnos / 499GT Pusher/ Tug
	MV Horizon / 46,811GT Pullmantur Cruises ZenithはHorizonの姉妹船である。
Hellenic Seaways, It is the biggest Greek shipping Company. FD XVII Piraeus 8:50 （Gate 8）
	Arrival Aegina 9:30
In the clean and crystal clear waters.
	Greek fishing boat. 1990年代初頭、ギリシャは造船ブームにあり、一方で、乱獲による規制から、多くの木造の伝統的なボートが廃棄、破壊されてしまった。
The Temple of Aphaia. 東側（正面）からこの神殿が珍しい二階建て構造であったことを示す左右の階段。
	南側から美しい女神アフェアを祀った神殿。伝説ではアフェアはこの島で姿を消して（自分の姿を隠す）いる。
西側からアクロポリスのパルテノン、スニオン岬のポセイドン神殿と並び、二等辺三角形を形成する3つの神殿は、灯台の役目を果たしていたとの言い伝えがある。
	Monastery of Saint Nektarios-Aegina
	Dionisos 55年の歴史を持ち、エギナのビーチに店を構えるPistachio加工業者の直販所。クッキー、バター、ペースト、リキュールなどもある。