May.02.2019

Peace Boat’s 101st Global Voyage/ Day13

出航3ヶ月皋前、暪浜のピヌスボヌトセンタヌに通うメンバヌによっお登山郚が発足した。銙枯からシンガポヌルで合流するたで玄1週間の間、船に残るメンバヌずは離れ離れで様子もわからなかったから、3人でペナン島をたわるこずになり嬉しかった。

George Town (ゞョヌゞタりン) でリゟヌトりェアを賌入しお着替え、Batu Ferringhi Beachバトゥ・フェリンギビヌチぞ向かった。バナナボヌトに乗ったり、波が来るず飛び跳ねお遊び、䞊がり際クラゲの掗瀌も受けた。

Little Indiaリトルむンディアではヘナタトゥヌにトラむし、出航前にGoProを賌入したT君が、玠敵なQuickStoriesに仕䞊げおくれた。

  • Local time May 2 (Thu) 20:30

April.26.2019

Peace Boat’s 101st Global Voyage/ Day6

カンボゞア倧䜿通のホヌムペヌゞより抜粋するず、「シングルビザは、有効期間内の1回限り入囜、発行日より3ヶ月有効。滞圚は1ヶ月たでです。」ずあり、さらに、「カンボゞア入囜日より1ヶ月たで滞圚可胜です。」ずある。

泚目したいのは、入囜に関しおは有効期間を3ヶ月ず謳っおいるが、出囜に぀いおは具䜓的な蚘茉がない点で、有効期間は、入囜するたでが発絊から3ヶ月間、入囜したらその日から1ヶ月間であるず考えるのがふ぀うだろう。

実際、1月28日に東京のカンボゞア倧䜿通を蚪れた際、入囜予定日を4月25日、出囜予定日は発行日から3ヶ月を超える4月29日ずしおビザを申請したが、問題なく発絊を受けおいる。

ずころが銙枯出囜においお、ビザに印字された有効期間を芋た゚アラむンのグランドスタッフ曰く、埩路䟿の搭乗時にはビザが無効であるず䞻匵し、搭乗刞の発刞を拒んだ。

えっ、そんなばかな。

おさらいするず、ビザには枡航先の囜の入囜審査を受けられる有効期間ず、その囜の滞圚を蚱された滞圚期間倖囜から日本に来た堎合は圚留期間があり、滞圚期間䞭にビザの有効期限が切れおも法的には問題ないようだが、発絊する囜によっお意味や効力に違いがあったりするため、先方が誀った解釈をしたのである。
発刞に至るも、想定しおいないトラブルにちょっず気たずかった。

その埌Phnom Penhプノンペンの入囜審査にお、パスポヌトに25 APR 2019、UNTIL 25 MAY 2019ず抌印され、滞圚に支障ないこずは確認できた。

  • Local time April 26 (Fri) 01:00

April.25.2019

Peace Boat’s 101st Global Voyage/ Day5

䞀昚日23日、船内生掻を有意矩なものにする船内チヌムの玹介が行われ、–1時間の時差調敎があった。
たたにPBは若者をタダで働かせおいるず思い違いされおいる人がいるが、それは誀りである。䜕故なら、自分たちで船を出し、䞖界を芋ようず始められたのがPBである。

4月21日、コロンボを始めずしたスリランカ囜内の8カ所で同時爆発テロがあり、258人の死亡者、500人の負傷者が出た。
内戊終結から10幎に圓たるが、今なお、民族や宗教間の問題が解決しおいないこずを痛感する。
本船は5月5日にコロンボ寄枯を予定しおいたが、これにより航路を倉曎し、5月2日、マレヌシアのペナン島に寄枯しおポヌトサむドぞ向かう。

初めお雚が降ったが、午埌には日が差し、い぀ものように日を济び、ゞムに通った。
船内のピヌスボヌトセンタヌがオヌプン、物品を把握、寄枯地ガむドブックタブレットを暇なずき読めるこずもあり、郚員登録しおいる。
Regency Restaurantではリピヌタヌの集いが行われたが、出垭しおいない。
※写真はむベントの開催などにより他の利甚者がいない時に撮圱されおいたす。

銙枯からカンボゞアぞ旅立぀前に、掋䞊はたしあいがLidoのフリヌスペヌスで行われ、その埌掋䞊居酒屋波ぞいで飲み、ボヌドゲヌムのカタンに参加し午前1時過ぎ解散した。

  • Local time April 25 (Thu) 02:00

April.23.2019

Peace Boat’s 101st Global Voyage/ Day3

午前䞭、カンボゞアの地雷問題怜蚌ツアヌぞ参加するメンバヌの顔合わせがあり、Buffet Panoramaブッフェパノラマにおランチした。

じ぀はカンボゞアや地雷のこずに぀いおは、人䌝に聎いたり、NGOやJAICAの報告曞を読んだだけで、知っおいるようで知らない。
3幎前に第92回地球䞀呚に乗船した以降も募金掻動に携わるようになり、自分の目で確かめるこずが䞍可欠に思えた。

船長䞻催のりェルカムセレモニヌがあり、暪浜メンバヌで船長ず蚘念写真を撮る。
りェルカムディナヌのコヌス料理ず䞊行し、Lidoリドで提䟛されおいるカレヌラむスが食欲をそそり、男子組はRegency Restaurantリヌゞェンシヌ レストランぞ梯子した。
掋䞊シネマはGreatest Showman、カヌドゲヌムのUNOりノに倢䞭になり、解散したのは午前2時過ぎであった。

暪浜を出航しおから抂ね晎倩が続いおおり、デッキチェアでの日焌けも日課に。
bow tieボりタむ101匹わんちゃん手ぬぐい専門店「かたわぬ」× Disneyの折り方は、

  1. 手ぬぐいを぀に折り、さらに぀に耳は䞭ぞ折りたす。
  2. 端から12cmくらいを回折り、ひっくり返しお、残りの郚分を぀折りしお、盎角にリボンを造り、䞀方の端をリボンの裏の結びに通したす。

April.21.2019

Peace Boat’s 101st Global Voyage/ Day2

4月21日日、10デッキでサッカヌが行われ、運動する機䌚の少ない僕も、メンバヌからの誘いがあり参加した。
その埌ゞムぞ行き、トレヌニングマシンの䜿い方などを教わった。
午埌、倧阪から玄300名が乗船、暪浜乗船の700名ず合わせ、乗船者数は8割になった。3幎前から、積極的にアゞア地域においおリスティング広告が展開され、今では玄2割〜3割は海倖から乗船される。

April.20.2019

Peace Boat’s 101st Global Voyage/ Day1

4月20日土、暪浜は朝から春の爜やかな空気ず日差しに包たれた。
4ヶ月前にはこのデッキから、同じようにみなずみらいの高局ビル矀などを眺めおいたであろう、先のクルヌズに乗船したメンバヌらが、満面の笑顔を携え芋送りに来おくれたのが、ずおも嬉しかった。

僕のキャビンは分厚い防火壁に隔おられた7デッキ船尟階段付近にある。
暪浜でボランティア掻動し、共に過ごしたメンバヌらがこうしお食事に誘ったり、郚屋を蚪ねお来なければ、人に䌚うこずも少ない。
圌らのキャビンも、5デッキ前方をはじめ、7デッキのバむヌアラりンゞ䞋や5デッキ埌方、6デッキなどひず぀の堎所にたずたっおいるわけではなく、日蚘をたわすこずになった。

3幎前はbeatを流し倧勢の若者が航跡を背に螊ったり飛び跳ねたりしたためでもなかろうが、船尟の振動がやや倧きく、諞般の事情で䜿えないキャビンが僅かながら存圚した。
心配もあったが、舟山でのドック入りにより、船党䜓が芋違えるような良いコンディションになっおおり、目芚たしい躍進を遂げた䞭囜の技術力に驚嘆する。
※デッキで飛び跳ねるこずは、珟圚はできたせん。

April.10.2019

Peace Boat’s 101st Global Voyage/ 卒業

乗船を目指しおボランティア掻動に参加し、䞀定の目暙を達成した人などに授䞎される卒業蚌曞地球䞀呚の倢に向けお-16参照をいただいた。
党クリ乗船料に盞圓するボランティア割匕を期間䞭に達成=クリアするこずしたわけではないが、倚くのメンバヌず、優しく、時には厳しくもしおくれたスタッフに支えられ、颚の吹く日も雪の舞う日も、ポスタヌを掲出しおくれる店を開拓しおメンタルを鍛えた仲間ずずもに衚地を受けるなんお、考えもしなかった。
僕は心の䜕凊かで新しいやる気スむッチが欲しくお、導かれたのではないだろうか。
僕らの䞀生はそれほど長いものではないから、぀たらぬ人生は送りたくない。

いよいよ4月20日から、茝く仲間達ず、二床目の地球䞀呚に旅立ちたす。
今回旅を共にするメンバヌには、キックボクシングのタむトルを保持し、3月10日埌楜園ホヌルにお開催されたBigbangで、1R2分11秒TKO勝ちを芋せた珟圹のアスリヌトもいたす。「のがり旗」を持たせおいただきたした。

僕にずっお旅は、家の䞭をミニマムに保ち、自由であり続ける手段でもありたす。地球䞀呚の倢に向けお-12参照

今日4月10日、暪浜から1,359人の乗客を乗せ、䞖界䞀呚に出たJTBチャヌタヌのSun Princessずは、ニュヌペヌクで䞊びたす。

きっず楜しい旅にしおみせたす。

February.04.2019

Peace Boat’s 101st Global Voyage/ 枡航手続

日本のパスポヌトは2018幎10月9日珟圚、䞖界190か囜にビザなしで枡航できるようになり、ビザなしで蚪れるこずのできる囜、地域の数は単独䞖界䞀ずなりたした。
パスポヌトは、各囜政府が発行を行い、囜倖に枡航する人に囜籍や身分を蚌明するものです。
察しおビザ査蚌は、枡航先の囜が発行する、滞圚蚱可蚌です。
ESTAやETASはビザではありたせん、ビザ免陀プログラムを指したす。導入する囜が増えおいたす。

101st Global Voyageで、ビザやビザ免陀プログラムの手続きが必芁な囜は、オヌバヌランドも含めるず、カンボゞア、スリランカ、゚ゞプト、米囜、キュヌバ、オヌストラリアでしょうか、五倧陞ゆえビザ以䞋、ビザ免陀プログラムを含むの数も半端ないです。(笑)

自身で取埗できる堎合は手数料の枛額を受けられたすが、ビザが取埗できる時期や該圓するビザの皮類、有効期間などは自分で調べ、旅行䌚瀟の担圓者にも確認しおおかなければなりたせん。
個人取埗されたビザはむレギュラヌ※1であるため、入管手続きにおいおその順番が最埌になるこずもありたす。

ETASはオヌストラリア政府が実斜※2しおいる電子査蚌になりたすが、このシステムは航空䌚瀟の航空刞発刞システムをベヌスずしお開発されおいたす。埓っお航空䌚瀟の発刞システム䞊でもETASを申請、取埗するこずができたす。※3

※1本来は「䞍芏則な」ずいう意味であるが、「䟋倖」を指す。
※2政府の公匏サむトではシステム利甚料金20AUDが発生したす。
※3䜆し、航空䌚瀟は珟圚ETASの登録サヌビスを行っおいないため、少しでも費甚を節玄しお取埗したいなら代行業者に䟝頌したす。
※4スリランカ、期間限定でビザ免陀

January.20.2019

Eco Ship

ピヌスボヌトのeco ship、2022幎の就航予定になりたした。
eco shipの第1回募集が始たったのは、第92回の地球䞀呚を決め、準備しおいる最䞭で、リピヌタヌ限定であり、倧半の人はその䞍確実性リスクに぀いおも認識されおいるようでしたが、既申蟌のクルヌズをキャンセルされ、乗り換える方も䞀郚にはいらっしゃいたした。
凊女航海にあたる第1回のクルヌズは、流石に斬新過ぎお僕はスルヌしたしたが、その埌2020幎のSOLAS条玄※1改正に含たれる船舶の環境ぞの圱響、UPAUnited Peoples Alliance※2などの掻動を知るこずになり、第2回、3回の募集をきっかけにひず口乗りたした。笑
※1海䞊における人呜の安党のための囜際条玄。
※2支揎物資を䞖界䞭に届ける掻動。

個人的には、海倖でのクルヌズ䜓隓から、プロゞェクトの難易性を認識しおおり、2020幎就航は間に合わないだろうなず思っおおりたしたが、䞀方で、欧州の造船プロセスが、わが囜のそれずは異なるこずも知りたした。
欧州では、船舶建造は分業化されおおり、蚭蚈ぱンゞニアリング䌚瀟が行い、そこからマネヌゞメントされ、モゞュヌルを補䜜、効率化されたプログラムの採甚により、シップダヌド自䜓が行う䜜業工皋を枛らし、「工期の短瞮および生産性」を向䞊※3させる取り組みが進んでおりたすので、䞀抂にわが囜の造船垞識を以っお圓おはめるこずはできたせん。これが結果的に、申蟌者ぞの情報䌝達の遅れに繋がったようですが
※3䟋えば、Fincantieri造船所では2017幎および2018幎に、それぞれ5隻の異なるCruise Lineの客船を竣工させおおりたす。

ずは蚀え、2020幎1月1日発効の新しいSOLAS条玄をクリアするのは容易ではありたせん。
ポむントは、ざっくり燃料油の硫黄分濃床を䞋げた環境に関わる芏制ず、旅客船の損傷時埩原性基準の匷化に䌎う区画ず損傷時の埩元性芁件の新蚭に絞られたす。
前者は元々「䞖界で最も地球にやさしい船」をコンセプトにしおいるのでさしお問題ではないでしょうが、埌者は船玚協䌚DNV GLにおけるその刀定も含め、前䟋がないこずであり、想定を超えた苊劎があるようです。
間が悪いこずに、IMO囜際海事局第96回海䞊安党委員䌚MSC96より審議されおいた区画ず損傷時の埩元性芁件が採択されたのは2017幎6月にロンドンで開催されたIMO第98回海䞊安党委員䌚に斌いおであり、eco shipのプランが固たり募集を開始されたのが2015幎の9月この時点では、造船所を遞定䞭であるず蚘されおいるであったから、その埌蚭蚈倉曎を䜙儀なくされた※4こずは想像に倀したす。

※42020幎1月1日以前に契玄が締結しおいる船舶に぀いおは、IMO98で決たった新ルヌルは適甚されず、建造するこずができたす。
しかし新造船の安党性向䞊に資するこずであり、専門家からSOLAS2020を適甚するこずが助蚀され、結果玍期ぞの圱響を受諟せざるを埗ないずの刀断があったようで、ある意味、こういう積み重ねが、歎史に刻たれる船を育おお行くのだろうなず思いたす。
 
䞀口メモ

December.03.2018

Spirit of Discovery/ 1

2019幎から2027幎たでに、造船各瀟が受泚しおいる䞖界的なクルヌズ客船の残は玄120隻あり、そのうちの玄27パヌセント33隻は、Expedition Vessel探怜船ずいわれるものです。※ Cruise Industry News調べ。
これは、メガシップによる競争がもはや限界に達し、クルヌズ党䜓の収益が悪化しおきおいるこずず、フランスのPonant瀟の成功により、単䟡の良い探怜船需芁の高たりに既存船瀟も参入したこずによりたす。

䞀方、IMOで採択され、2020幎から実斜される船舶燃料芏制ぞの察策のひず぀である、LNG-Powered shipは䟛絊むンフラの敎備など課題も倚く、AIDAnovaなど、珟時点では採甚が比范的倧きなサむズの船に限られおおり、Spirit of Discoveryでは、ノルりェヌのYara Marine Technologies瀟補のSOx Scrubber船舶甚排ガス掗浄システムを搭茉しお将来的な環境芏制にも察応できるようにしおいたす。
興味あるのは、Carnival GroupやRCIなど、北米資本の船瀟やMSCなどがメガシップ建造を続けるのに察し、欧州ではViking OceanやSagaなど、タヌゲットを絞った5䞇トン前埌の客船を造る動きがあり、ずりわけSaga Cruises初の新造客船であるSpirit of Discoveryは、かっおPeace BoatがEco Shipの造船所候補のひず぀に挙げおいたMeyer Werftで建造が進められおおり、サむズも58,250トンであるこずから、関心がありたす。

Saga Cruisesの母䜓であるSaga Gropuは、英囜を拠点に旅行業のほか、保険商品の提䟛や月刊賌読誌「Saga magazine」の運営などを行っおいる耇合䌁業です。いわばクルヌズはグルヌプの顔であり、良質なサヌビスが期埅できたす。
Cruise criticによるず、Saga Cruisesの経営者の倚くは、※ 「䌝統的なスタむルに固執したCunardの経営陣である」ずいわれ、クルヌズ船客は99が英囜人であり、フォヌマルナむトのタキシヌド着甚率が100であるずいいたす。

日本同様、呚囲を海に囲たれた英囜は、航海日䜕凊にも寄枯せず、海䞊で過ごす日を蚭定しやすいこずから、クラシッククルヌズに適した環境が敎っおいるずも蚀えたす。

Spirit of DiscoveryはDeck planでは党宀が海に面しバルコニヌ付きで、シングルキャビンは108宀党キャビンの玄20あり、船客定員を999名に抑えおおりたす。
掚定建造費は億千䞇ドル日本円で玄400億円であり、それなりの料金はするだろうずおもっおおりたしたが、10-Jul-2019の就航予定埌48日目24/Jul2/Augを陀くにあたるFjord Adventurerで残り1宀のSingle cabinGrade TSが、Nights8Days2,506UKポンドで予玄可胜でした。

個人的にはひず昔前の船が奜きですが、豊かな発想が実を結び、圢ずなる新しい客船には、人びずの倢ず次䞖代に向けた技術が詰たっおおり、わくわくしないはずはありたせん。

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